創価ダメだしブログ

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法華講員のための顕正会破折の基礎知識④(大坊棟札について)

国立戒壇論と天母山戒壇論は顕正会の根本邪義として対をなしているものだが、この浅井顕正の天母山戒壇論の唯一のエビデンスとなっているのが、大石寺の大坊棟札の裏書である。大坊棟札とは大石寺の大坊を建設する際に無事故を祈願して棟木に打ち付けられた札で日興上人の御筆と言われていてその裏書に、「天母原に三堂並びに六万坊を造営すべきものなり」と書かている。浅井顕正はこの一文を唯一の天母山戒壇論の証拠(文証)としている。

  

しかしこの大坊棟札は後世の贋作であることがハッキリと証明されている。ここに贋作であるという理由を列挙してみる。1.丑寅勤行の記述が『日興跡条々事』より約40年前に存在している。2.「興」の字が日興上人正筆と字体が違う。3.日興日目という文句はおかしい。4.「当国」も信用できない。5.棟札が大石寺完成の約半年後の日付になっている。6.南条時光殿の修理太夫の名称がおかしい。7.鎌倉時代に「寄附」という表現はおかしい。8.時光殿に「大行」という法名も時期が早すぎる。9.裏書も文字が江戸時代の【御家流】というい書体である。などの理由で日亨上人がこの棟札を後世の贋作であると判定し、以後日達上人等の御歴代も日亨上人の説を用いて当該棟札を偽作であると宗門として内外に示してきた。「日達上人憎し」の浅井顕正会では日達上人の大坊棟札に関する御指南に対して批判はしているもののその全ては既に破折されいて、正宗側からの破折に何の反論も出来ずにいるの現状である。そもそも、大坊棟札は最初に贋作であると判定したのは前述の通り日亨上人である。日亨上人といえば浅井が度々上人の御指南を引用している御歴代である。大坊棟札を是認することは日亨上人を否定することになる。同じ人物(日亨上人)の言葉を否定したり用いたりするのはいかに浅井が池田同様に御歴代上人を悪利用しているかがよく分かるではないか。顕正会員にまずは「君は日亨上人をどう思っているのか?」と尋ねてみたいものである。とまれ、法華講員さんが顕正会と大坊棟札について論じる時は、前述した全ての項目を言う必要はない。たくさんいうとヤツラは話題を逸らそうとしてくるのでひとつかふたつで十分である。効果的だと思われるのは、1・5・8辺りだと思う。これらは歴史的な時系列による矛盾点であるから客観的な観点でそれをヤツラが覆すためには新たな客観的な資料を提示する以外にない。当然そんなモノはないし有ったら日亨上人が見逃すはずもないしとっくに顕正会の方から提示しているだろう。これに加えてあとは「日亨上人の言説を否定するや否や」と問いかければいいだろう。否定すると言えば浅井が日亨上人の御指南を引用するのは自己矛盾であり、否定しないのなら大坊棟札は贋作であるから天母山戒壇論は浅井の己義・邪義であるということだ。

 

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