以前、外部の友人に折伏をしていた時の話です。その友人は特定の宗教をしていませんが神仏への信仰心はあってよく伊勢神宮などに行ってます。神様と御先祖様が守ってくれるという感じの一般的な日本人感覚の持ち主です。その友人は「世の中に絶対なんてない」といいます。これまた無宗教の人が良く言う言葉です。でも本当に世の中に「絶対」はないのでしょうか？私は有ると思います。例えば大好きに女性にプロポーズする時、「君の事を絶対に幸せにする」といいますよね？また普通の親は子供に絶対に幸せになって欲しいって思いますよね。この時の「絶対と思う心」こそが私は世の中にある「絶対」だと思っています。この心は誰人にも壊すことも盗むこともできない絶対的存在ではないでしょうか。生まれてこの方「絶対に○○したい。○○になって欲しい」と一度も口にしたことも思ったことも無い人にとっては世の中に絶対など何もないでしょうが、ただそのような人間と私は出会ったことがありません。もちろん、「絶対」と思っていても違う結果になってしまうことが多々あるのが人生ですが、だからといってその時にその瞬間に、「絶対と思った心」がウソだったことにはなりません。では何故、私達は絶対と思っていたことが違う結果になってしまうのか？色々と原因があると思います。例えば絶対と思っていたことが間違っていた。とか、絶対と思う心をいつの間にか忘れたり諦めたりして放棄してしまうとか。「絶対の気持ち」が持続しないのが人間というものです。だから「絶対に」と思っていたことが結果に顕れず、結果「絶対なんてない」と思ってしまうのでしょう。でも「絶対に」と思った瞬間の気持ちは紛れもなく絶対なんです。そこで仏様の「絶対に」と思う心は何かという話になりますが、法華経の寿量品には、『毎自作是念。以何令衆生。得入無上道。 速成就仏身。」とあります。仏様は我々凡夫を絶対に幸せにしたいといつも思い願っている。という意味です。これが仏様の「絶対の心」で、そして一切の諸々の菩薩や神様はこの仏様の絶対の願いを叶えるために仏様を信じる人たちを守護すると誓いました。これが菩薩や神様の「絶対の心」です。さて我々人間の寿命は短く昔のことはすぐに忘れてしまいますが、菩薩や神様の寿命は長いので何千年たっても自分が誓ったことをつい昨日ように覚えています。仏様になると寿命は永遠ですから時間の概念はなく「忘れる」ということはありません。そもそもがいつも私達を幸せにしたいと願っているのですからその気持ちを忘れることはありません。「絶対に浮気はしません」という誓いを次の日に破るような不届き者とは違うのです。（注：決して私の体験ではありません）この仏様の「絶対の心」を信じるのが私達の信仰です。といっても日本中にたくさんいる仏様ならどの仏様でもいいというわけではありません。仏教は『一仏一国土』といって、地球上に一人の仏様しかいません。いまは詳しく書きませんが、地球の人間に縁のある仏様が日蓮大聖人の正体なのです。「この世の中に絶対はないから、日蓮大聖人の信仰をしても絶対に幸せになれるとは言い切れない。」という皆さん。「絶対」はあるのです。目先の願いが叶わないからといって「絶対なんて無い」と判断するのは早すぎます。貴方の心に絶対が有るように、仏様の心にも絶対があります。「そんなもの信しない」なんて言わないで信じてみてくださいな。浮気男と違って仏様はウソはつきませんから（笑）。仏様の絶対はｍ「絶対に絶対」なのです。（笑）それはそうと、私の友人クンよ。はよ御受戒受けてラク（いまより楽しく）なっちゃえよ。（笑）そして一緒に大石寺登山しようぜ！伊勢神宮より近いし楽しいぞ。
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