創価ダメだしブログ

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池田大作入信神話の大嘘を嗤う。

8月の創価捏造広布史は池田大作の入信与太話に尽きる。自分の神話・伝説作りが大好きな池田。創価員が聞かされている池田伝説の元ネタのほとんどは『小説・人間革命』であるが、小説に書かれていることなど当然空想の世界なのだが創価員はそれが事実・史実だと思っているから脳内お花畑というか極楽浄土の状態だ。そんな極楽浄土の住人の創価員が信じてやまない池田入信神話は概ね次のような内容である。

※小学校の同級生だった三宅家の次女に誘われ、文学の同好会の2人の友人と三宅家に行った。そこでは戸田2代会長が『立正安国論』を講義していて、講義終了後、戸田会長に天皇制などについて質問をし、それに対する戸田会長の明快な回答に感動し、さらに"これは運命的な出会いである、自分はこの人の後継者となるに違いない"と不思議な直感を得て入信を決意。その場で例の『地涌』をお思わせる即興詩を戸田会長に披露)した。

これが全くの大嘘なのだから嗤ってしまう。まずその日の座談会会場となっていた三宅家の三宅妙子さんの証言によれば、その日は戸田会長は三宅家に来場しておらず当然池田の即興詩の事実はない。また、池田自身が自ら語った入信動機は次のようなものである。(太字は池田大作自身の証言)

●学校時代の友人にさそわれて創価学会の本部へいきました。その友だちは哲学のいい話があるがこないか、とさそったのです。私は友人と2人で行ったのですが3~40人もいたでしょうか。(中略)私はそこで教学部長から折伏された。(中略)5時間くらいもそこで締めあげられたのです。南無妙法蓮華経は嫌いだったので、ずいぶん反対したのですが、理論で破れて信仰しなければいけないということになってしまったのです。(池田発言/小口偉一・インタビュー)

まず、会場が三宅家ではなく学会本部。戸田会長の話に感動したのではなく小平教学部長らに5時間も締め上げれた末に入決。

●ちょうど15年前に、小平教学部長と、それから矢島尊師に連れられて、ちょうど日淳上人様の勤行ご導師をいただいて、たった3人だけの御授戒でした。(中略)そのときは〝信心は結構でございますから、きょうは御本尊様はいただかないようにします〟と、そういうように申し上げたのです。その場所で。すると日淳上人は「まあ、そういわないで、きょうは御本尊様をもっていきなさい」と(笑い)、何回も何回も押し問答になりまして、とうとう日淳上人様は、ひじょうにがん固な方であって、私は負けまして(笑い)。そして、ちょうだいして今日にいたったわけであります(『聖教新聞』S37.2.20)

御受戒の席で御本尊下付を拒絶。

●家に帰っても3日間おがまずにほっておきました。3日目にものすごい雷が鳴って、私の上ばかりでゴロゴロ鳴って、私ばかり狙っているように思ったので、そのとき思わず南無妙法蓮華経と口をついて出ました。(『聖教新聞』S37.2.20)

カミナリが怖くて題目あげる。

●一応信仰したけれどずい分悩みました。「えらいことをやっちゃったな、一生、南無妙法蓮華経と唱えるのか、みんな気違いだと思うだろうなあ…」などと、ずい分苦しみました。(『聖教新聞』S32.10.18)

唱題すると周囲にキチガイだと思われると本気で悩んで苦しむ。どうですか。これが池田入信の真実です。これは池田本人の発言だからウソでもデマでもなんでもない。つまり創価員が教えられた池田入信伝説は、後にかかれた『小説人間革命』のストーリーに合わせて作られた捏造ということ。実際は、池田は戸田会長に折伏されたわけでもなく、その場で素直に入決したのでもなく、即興詩も詠んでいない。小平教学部長に5時間締めあげられて御受戒当日御本尊の受け取りをごねて3日間御本尊を放置した挙句にカミナリが怖くて題目あげた。(笑)私はこっちのエピソードの方が好きだけどね。これが折伏された人の普通の感覚でしょ。こんな素敵なエピソードをわざわざつまらないファンタジーに捏造す必要がないと思うけどね。百歩譲って『人間革命』の話の方が事実だとすれば、今度はこの聖教新聞の記事がウソになるのだから、どっちにしても【嘘つき大作】だけは確定だよね。そして更に入信神話にはもう一つの捏造話がある。それは、

※戸田先生が、初代牧口先生に師事されたのが19歳のおんとき、また、第三代会長池田先生が戸田先生の門下になられた時も19歳のおんときと聞く。まことに仏法の不思議(『聖教新聞』S35.5.13)

聖教新聞に書かせて自分でも『小説・人間革命』で、

※「戸田は19歳の春、北海道から上京した頃のことを、しきりと思い出していた。牧口常三郎と、初めて会ったのは、その年の8月のことである。その日から、彼の今日までの運命というものが、大きく、新しく滑り出したことを、珍しく思いめぐらしていた。その時、戸田城聖が19歳で牧口常三郎は48歳であった。いま、戸田は、その48歳になっている。そして、今夜の山本伸一(池田)は、19歳だといった。彼は19歳より、牧口に師事し、牧口を護りきって戦い続けて来たのである。時代は移り変わり、自分にも、真実の黎明の如き青年の弟子が現われることを、心ひそかに期待して居ったのであろうか(中略)19歳の青年は、いくらでもいる。しかし、29年前の牧口と当時の戸田とを、まざまざと想い甦らせたのは、今日の一人の青年ではなかったか。 いま牧口の遺業を彼と分かつ一人の青年が、48歳の彼の前に、出現したのである」(『人間革命』)

と言っているいわゆる、牧口・戸田と戸田・池田の「不思議な年齢一致」ってやつだが、これこそすぐにバレるウソ。三代会長の生年月日は、牧口1871.6.6、戸田1900.2.11、池田1928.1.2である。牧口・戸田の出会いは1920年8月だからこの時、牧口49歳・戸田20歳。一方、戸田・池田の出会いは1947年8月だから戸田47歳・池田19歳である。どっちの組み合わせも48歳と19歳にはならない。「仏法の不思議」でもなんでもない。むしろ計算すればすぐに分かる様なウソを書き、それを信じる創価民の頭の中がよっぽど「不思議」である。数ある創価の事実捏造・改竄の池田神話のなかで、私はこの「入信神話」と「エレベーター相承」「入獄と出獄日に師弟あり」の3エピソードを「創価三大与太話」と呼んでいるが(笑)この「創価三大与太話」は他の与太話と比べて群を抜いてインチキ度が高い。なかでもこの入信神話のファンタジー加減はもはやお笑いのレベルに達する最高傑作と言っていいだろう。本人(池田)の実際の発言より小説に書かれた内容が真実だと思っているのだからやはり創価員は脳内極楽浄土である。さすがは創価新喜劇のみなさんである。別に小説に何を書こうと自由である。池田が本当はこういう感じで入信すればよかったという願望と妄想を書いてるだけだけだから罪はない。ただ「7・3」にしても、今回の入信神話にしても創価学会の公式サイトに、それが事実・史実であるかのようにまことしやかに記述されているのはコンプライアンスの上で問題ありだろう。捏造・改竄の歴史を真実のように記述するのはある意味で詐欺に等しい行為だ。自宗の歴史捏造・改竄や最高指導者の伝説をでっち上げ神格化するのはカルトと呼ばれる新興宗教団体がよく行う手口である。創価学会がカルト宗教の要素を持っているのはこういう処にも見て取れる気がする。「旅人よ~いづこより来たり~」と即興詩詠むより、「カミナリ怖いよ~。なんにょ~ほ~げんげぎょ」の池田センセの方がかわいらしくていいじゃないか。いまからそっちの方向に歴史修正したらどうだろうか。その方が池田センセの好感度も上がると思うが。(笑)

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